突然決まった中国出張の不安を解消するためにやる4つの準備

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中国 出張
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中国に出張が決まった!

でも、中国には何を持っていけばいいのか?何を準備するべきなのか?よくわからないというあなたのために、準備することをまとめました。

あなたが中国出張までにやるべき準備は、大きく分けて4つあります。

それは、ビザの準備、持っていくものの準備、非常時に備えた心の準備、カンタンな中国語会話の準備です。

では記事を参考に、チェックしていきましょう!

またこのページの記事を動画で解説しています。合わせてご覧ください。

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1 2015年1月より、出張者も必要になった就労ビザ

早速ですが、「中国出張のビザの手配は会社が全て行ってくれるので心配なし!」という方はこの章は読み飛ばしてください。

しかし、もしあなたが「以前ノービザで中国出張に出掛けていた」という方なら、注意が必要です。2015年1月に中国就労ビザに関する規定が変更されました。変更点は、これまで14日以内の滞在であれば、観光・商用に関わらずノービザで入国出来ましたが、商用で中国を訪れる場合は14日以内の滞在でもビザが必要となったという点です。

1-1 ビザを申請するには

では、初めて中国就労ビザの申請を自力で行おうとお考えの方に、初めにお伝えしておきますが、中国のビザはとても種類が多く、複雑です。

申請は、中国語の必要書類を用意し、日本国内の中華人民共和国大使館もしくは総領事館に出向いて行います。自分で出向いて申請することも出来ますし、ビザ取得の代行会社に依頼して申請する方法もあります。代行会社に依頼するとビザ申請料の他に別途手数料が必要ですが、大使館や総領事館が開館している時間に行くことが難しい方、またお住まいの場所が、大使館(東京)や総領事館(札幌、新潟、名古屋、大阪、福岡、長崎)から遠く不便な場合も、代行会社を通した方がスムーズでしょう。

なお、ビザの規定は今のところ何年かに一度変更されていますので、ご注意ください。今回お伝えする内容は2015年5月現在の情報です。
更新情報は、ホームページなどでご確認ください。

中華人民共和国人力資源和社会保障部(中国語)ホームページ
http://www.mohrss.gov.cn/SYrlzyhshbzb/ldbk/jiuye/ 
中華人民共和国駐日本国大使館ホームページ 
http://www.china-embassy.or.jp/jpn/

また、在中国日本国大使館のホームページやメールマガジンでもビザ規定の更新情報はお知らせされます。登録しておくとよいでしょう。
http://www.cn.emb-japan.go.jp/index_j.htm

1-2 就労ビザの種類

中国入国の目的によって、ビザはたくさんの種類に分かれていますが、一般的な出張者にあてはまるビザは大きく分けて3種類あります。

  • Z(工作)ビザ=中国に住み、就労するために必要なビザ
  • M(貿易)ビザ=商業、貿易活動に必要なビザ
  • F(訪問)ビザ=交流、訪問、視察などの活動に必要なビザ

これらが、有効期間、滞在可能日数、入国可能回数などによってさらに数種類に分かれています。

1-3 自分はどのビザを取得する必要があるのか?を知ろう

「Zビザ」「Mビザ」「Fビザ」はどのような就労を対象とするビザなのか確認しましょう。

1-3-1 滞在日数は90日を超えるか超えないかがひとつのポイント

まず、長期出張などで90日を超えて滞在する予定であれば、必ず「長期Zビザ」を取得しなければなりません。一方、90日を超えない場合は、2015年に新しく規定されたビザ「短期Zビザ」或いは「Mビザ」「Fビザ」を取得する必要があります。2015年現在、次のように規定されています。

1-3-2 「短期Zビザ」「Mビザ」「Fビザ」にあてはまる就労とは

◆「短期Zビザ」は…

  1. 中国国内の提携先における技術、科学技術、管理、指導などの業務
  2. 中国国内のスポーツ機関での訓練(スポーツ選手、指導員を含む)
  3. 映画撮影(コマーシャル、記録映画を含む)
  4. ファッションショー(モーターショーのコンパニオン、広告撮影を含む)
  5. 海外での営利的公演への従事

◆「Mビザ」は…

  1. 購入した機械設備の設置、補修、調整、解体、指導、トレーニング
  2. 中国国内で落札されたプロジェクトの指導、監督、検査
  3. 中国国内の支社、子会社、駐在員事務所で行う短期完了業務
  4. スポーツ大会への参加(スポーツ選手、指導員、医療チーム、アシスタントなど関係者を含む)

◆「Fビザ」は…

  1. 無報酬の業務、または海外機関から報酬を受ける有償または無償ボランティアなど
  2. 文化主管部門が認める非営利目的の公演

以前は、商業目的の訪問も「Fビザ」でカバーされていた時期もありましたが、現在は非商業目的の訪問に限られています。

1-4 ビザを取得するときの注意点

取得したいビザによって、必要な書類が異なります。また特に審査基準が厳しいビザもあり、事前に慎重な準備が必要です。

簡単にご紹介しましたが、具体的な必要書類や申請方法は、中華人民共和国駐日本国大使館ホームページ[CHINESE VISA]ページを参照ください
(中国語):http://www.china-embassy.or.jp/chn/lsfws/lsb/qz/t1071219.htm

1-5 ビザを取得していなかった場合の罰則

就労の許可無く中国内で就労した場合には、不法就労となり、5000元(約97,000円 ※1元=19.5円換算)以上2万元(約39万円)以下の罰金、事案が重大である時は、5日以上15日以下の拘留の対象となります。

また違法行為(出境入境管理法違反)は、国外退去になることがあり、その場合には上限10年間、中国再入国を禁止されることもあるようです。

(参考:在中国日本国大使館ホームページ)
http://www.cn.emb-japan.go.jp/consular_j/joho130903_j.htm

2 中国出張時の持ち物リスト

中国は都市によって環境がかなり違います。北京、上海、広州などの大都市中心部であれば日本と同じようなコンビニやデパート、電器店などがありますので、現地で調達することも可能です。

しかし、一歩中心部を外れると全く何にもないということもよくあります。やはり、あわてて現地で調達する必要が良いように、持ち物の準備は万全に!

2-1 必需品

パスポート

これが無いと、出国すら出来ません。

航空券

eチケットの控えなど。

現金

これさえあれば怖いもの無し。むしろ無いと何も出来ない可能性も。
中国では日本発行のクレジットカードに対応していない店がたくさんあります。日本円から人民元への両替は、空港かホテルで出来ます。

クレジットカード

中国のホテルでは一般的にチェックイン時、デポジット(保証金)を請求されます。宿泊代金相当かそれ以上と、高額です。もちろん現金でも支払い可能ですが、人民元を持ち合わせていない場合、クレジットカードで対応出来る場合があります。
多くはVISAカード、MASTERカードで決済可能です。

2-2 デジタル機器

日本と中国では、電圧は異なりますが、コンセントの形は同じです。携帯電話やノートパソコン、デジカメなどの電子機器の充電器やアダプターは、幅広い電圧に対応しているものがほとんどですので、中国でコンセントにプラグを挿せばそのまま使えます。
一度アダプターに、表示があるかどうか一度確認してみてください。日本の電圧にのみ対応している電気製品は、変圧器を通して使用する必要があります。

携帯電話/充電ケーブル

最近の日本の携帯電話なら、国際ローミングが利用可能です。但し海外で日本国内のように3G繋ぎっぱなしでローミングしていると通信費が莫大になりますのでご注意を!

ノートパソコン/電源アダプター/マウス

ノートパソコンを持参される方は、電源アダプターやマウスもお忘れなく。

デジカメ/充電器/予備SDカード

デジカメに入れているSDカードの容量がいっぱいで撮影出来なかったということのないように。

2-3 日用品

着替え

日数分を用意。また、中国は広い国なので、南北・内陸・海沿いなどの地域によって気候がかなり違います。

寝巻き

寝巻きを置いていないホテルがほとんどです。

ハンドタオル・ハンカチ

取引先でハンカチを出したら、シワシワ、汗でぐしょぐしょではビジネスマンとして恥ずかしいので、余裕を持った枚数を持参しましょう。

洗面セット(歯ブラシ・ひげそり)

ホテルによっては無いところもあります。

ポケットティッシュ・ウェットティッシュ

トイレにトイレットペーパーが備え付けられていないことはよくあります。また、おしぼりが出てこないレストランも一般的です。

折りたたみ傘

もし持参しなかった場合、中国ではコンビニより大手のドラッグストアで傘が買えます。

常備薬

中国の衛生面に耐性の無い日本人はお腹を壊しやすいようです。

2-4 あると便利かも

モバイルバッテリー

携帯電話の充電をし忘れた!というときに焦らずにすみます。

海外用モバイルWiFi

日本の空港などでレンタル出来ます。しかし、中国は大都市なら街中のファーストフード店、ショッピングモール、ホテルなどで無料のWiFiが利用可能です。

無線LANルーター

ホテルに有線LANしか無い場合がよくあります。ルーターをホテルの有線LANに繋ぐと、簡単に無線LAN接続が出来て便利なグッズです。

ビニール袋/輪ゴム

輪ゴムはもらった名刺をまとめたり、食べかけのお菓子の封を閉じたり。ビニール袋は汚れものを入れたり、ゴミ袋にもなります。

マスク/バンドエイド

都市部は空気汚染のひどい地域もあります。

インスタントコーヒーなど

インスタントコーヒー、インスタント味噌汁、カップラーメンなど、現地の食事に飽きたときに役立ちます。

小さなハサミ(眉毛切り・鼻毛切り)

ハサミとして、意外と使えます。

2-5 もしものために

海外旅行保険の証券

短期で海外へ出張・旅行に行く際、海外旅行保険に入らない方もいらっしゃるかもしれません。しかし、保険料は意外に安く、例えば3日間中国出張の場合、1,000円代です。

現地でのケガや病気の保障だけでなく、航空機遅延費用を負担してくれるものや、携行品損害保障(持って来た物の盗難や偶然の事故による破損を保障する)ものもあり、万が一の事故・被害にあったときの保険だと思えば、そう高いものでもないでしょう。

海外旅行保険の比較サイトなどで比較、検討してみるのもいいと思います。
(参考:大手旅行代理店H.I.S.の海外旅行保険比較サイト : http://www.his-j.com/hoken/

また、既にお手持ちのクレジットカードに海外旅行保険が付帯している場合もあります。万が一の場合すぐに保険会社に連絡出来るように、保険証券あるいは連絡先の控えをお忘れなく。

クレジットカードの番号と緊急連絡先の控え

クレジットカードの盗難にあった場合、すぐにクレジットカード会社に連絡出来るように。

パスポートのコピー

控えを渡す際など、役に立ちます。

3 中国出張の注意点を知って心の準備をする

在中国日本国大使館ホームページで、随時注意喚起されています。メールマガジンもありますので、登録しておくと良いでしょう。
http://www.cn.emb-japan.go.jp/index_j.htm

3-1 食事・お酒の席の常識

日本では常識のことも、中国では非常識である場合があります。

3-1-1 中国の「カンパイ」のルール

日本では会の最初に乾杯をするくらいですが、中国では途中で何度も乾杯します。また中国の乾杯は「干杯(gan bei)ガンベイ」と書いて、「杯を空けて飲み干す」という意味があり、乾杯の度に飲み干さなければなりません。乾杯用グラスは小さいですが、乾杯は白酒(bai jiu バイジョウ)という度数の強いお酒であることが多いので、勢いに任せて飲みすぎないように注意しましょう。

3-1-2 全部食べきると失礼?

円卓に並んだ大皿料理は、主賓から取り始めて時計回りに順番に各自取り分けて行きます。
日本では、食べ残すのは失礼にあたりますが、中国では少し残すのがマナーとされており「お腹がいっぱいになるまで、厚いもてなしを受けました」という意味になります。

接待や会食など「もてなしの席」では、どう考えても食べきれない量の料理が出てくることがよくあり、全て食べきれなくても失礼には当たりません。

しかし近年、食べ残しが多いことは中国でも問題視されています。レストランや食堂では「食べ残さないように!」と壁やテーブルに書いてある店も多く、平素の食事では食べ残さないよう奨励されています。

3-1-3 ビールは常温

中国には、冷たい飲みものは身体を冷やすためよくない、という考え方があります。
レストランで出てくるビールは一般的にぬるい常温です。しかし冷蔵庫で冷やしたビールを置いてあるレストランもありますので、注文の際に尋ねてみてください。「冷たいビールをください」は「要冰的啤酒(yào bīng de píjiǔ イャォ ビン ダ ピージゥ)」です。

3-2 中国の贈り物のタブー

中国には贈り物としてタブーとされているものがいくつかあります。せっかくの贈り物で、気を悪くされたら大変!注意しましょう。

  • 置時計や掛け時計は、時計を表す「鐘(zhong)」が「终(zhong)=おしまい」と似ているため、×。「私たちの関係をこれで終わりにしましょう」という意味になります。
  • 傘は「伞(san)」が、「解散」や「離散」の「散(san)」を連想させるため、×。
  • ハンカチは「汗を拭く」「涙をぬぐう」行為が連想され、苦労や別れや悲しみの象徴とされるため、×。

会社の創立記念のものや、どんなに立派で高価なものだとしても、中国では贈るべきではありません。

3-3 中国人は褒めるのが上手

中国人は褒めるのが上手です。中国人にとって「褒める」という行為はコミュニケーションをする上での潤滑油でもあるのです。「この点が素晴らしい、見習わなければならない」と言って褒めます。褒められたら、ぜひ褒め返してみてください。

「褒める」フレーズは
発音付│中国語・日常会話│今すぐ使えるシーン別339フレーズ』の「1-9 称賛する表現」でたくさんご紹介しています。ぜひご覧ください。

3-4 中国であまり使えないVISAカードやMASTERカード

中国では大都市であっても、中国以外の国で発行されたクレジットカードは使えないという店がたくさんあります。世界の定番VISAやMASTERカードも使えない場合があります。自分が支払う会食が予定されていれば、ある程度の現金(2,500元=5万円くらい)は用意しておくほうがよいでしょう。

3-5 中国タイムで行動する

中国の空港では、飛行機がよく遅延します。ギリギリの乗り継ぎ時間で中国国内線の乗り継ぎの予定を組む、到着後すぐ動かなくてはならない仕事の予定などを入れるのはとてもキケンです。

3-6 臨時宿泊登記をする

中国の法令では、外国人が中国国内で臨時に宿泊する場合には、都市部では24時間以内に公安当局に届け出て臨時宿泊登記を行う必要があります。

ホテル等に宿泊する場合は、チェックインの際にパスポートを提示して臨時宿泊登記表に記入すれば、ホテルから公安当局へ提出されますが、知人宅や会社社宅等に宿泊する場合には自分で届出を行う必要があります。届出がない場合には罰金等を科されることもありますので、十分ご注意ください。

3-7 中国で閲覧出来ないサイトがある!?

SNSや動画サイト、ブログなど一部のWebページは中国当局から規制がかけられていて、利用することが出来ません。

3-7-1 中国で閲覧出来ないサイト

規制されている代表的なwebサービスは…

Facebook  twitter  LINE(android端末では利用可能) Youtube  dailymotion  ニコニコ動画 google(検索機能を含むgoogle関連のサービスは全て閲覧不可)  Gmail(スマートフォンからは利用可能)  Dropbox  Instagram  Flicker  Yahooブログ FC2 楽天ブックスなど

これは2015年5月現在の状況です。
上記以外にも規制されていて見られない中国国外のサイトは山ほどあります。これが今後、規制解除されるかもしれませんし、さらに規制サイトは増えるかもしれません。
GmailやLINEを日頃から仕事で利用している方など、中国出張中に日本とのやりとりで使用する可能性のある方は注意が必要です。

3-7-2 中国で見られないサイトを見る方法

WiFiやLANなどでインターネットに接続し、VPNという方法を使って海外のサイトを閲覧する方法があります。VPNサービスは有料、無料ともにあります。日本で事前に契約しておくと良いでしょう。
また、穴場なところで、外資系五ツ星ホテルでは、規制されていないインターネット回線が使えるホテルがあります。時間があれば、ロビーラウンジでひとやすみしながら試してみてください。

3-8 中国で旅行者が巻き込まれやすい犯罪(スリ・詐欺・ニセ札)・事故

残念ながら中国は、日本のように平和で安全な国とは言えません。実際に、私の周囲でスリにあったという人が山ほどいます。しかし、注意すれば事故や事件に巻き込まれずにすみます。実際のケースをご紹介しますので、被害にあわないよう、準備を万全に!

3-8-1 スリの実際のケース

具体的に、スリの実例をご紹介します。

  • 観光地でバスに乗車する際、たくさんの人に押されて乗車。運賃を払うことに気を取られている間に、ズボンの前ポケットに入れたスマートフォンを盗まれた。
  • 鉄道の駅にて、デジカメで撮影した後、上着の前ポケットに入れた直後に盗まれた。
  • 混んでいないデパートで、スマホを使用後、背負っているリュックの後ろポケットに入れた直後に盗まれた。
  • カフェのテーブルにスマホを置き、友人と話していたところ、目を離したすきに盗まれた。
  • スーパーで商品を見ている間に、口の開いたトートバッグから財布を抜き取られた。
  • 列車内で網棚に荷物を載せている間に、ズボンのポケットから財布を抜き取られた。

3-8-2 スリが見ているポイント

スリにあいやすい場所は、人がたくさんいる場所(鉄道の駅、バスターミナルなど)です。
スリが狙っているポイントは、ズボンの前・後ろポケット、上着のポケット、リュックの外側の小さいポケットなど。
スられる瞬間は、使ったモノ(スマホ、財布、デジカメ)をポケットに入れた、直後に盗まれることが多いようです。

3-8-3 スリ被害にあわないために

携帯電話や財布などの貴重品を、ズボンや上着のポケット、背負っているリュックのポケットに入れないこと。
また、ファスナーの無いかばんは持たない、混雑している場所ではリュックは前に抱えることです。

3-8-4 詐欺の実際のケース

詐欺被害の実例をご紹介します。

  • <中国茶詐欺>観光スポットで中国人に声を掛けられ、カメラのシャッターを押して欲しいなどと頼まれた後、話しかけられて仲良くなり、お茶会や茶館に誘われ高額な茶葉を買わされた。
  • <フィッシング詐欺>SkypeアクセスしているとSkype社員を装った犯人から「賞品が当たった」というメッセージが届き、偽サイトに誘導。姓名、パスポート番号、銀行口座番号など入力、賞品受け取りのための手続き費用が必要だと言われ振り込みしてしまった。
  • <白タク被害>白タク(一般乗用車を使った無許可営業のタクシー)に乗って、法外な料金を脅し取られた。

3-8-5 詐欺被害にあわないために

詐欺の撃退法は「無視」です。
また、白タクには乗ってはいけません。中国では違法であり、政府も乗らないように呼びかけています。白タクは、正規のタクシーがつかまえにくい場所にいます。不慣れな場所等に出かける際には、現地スタッフや旅行会社等を通じて事前に車の手配をしておきましょう。またタクシーが見つからない場合は、公共交通機関を利用することです。

3-8-6 ニセ札すり替え被害のケース

タクシーの料金支払い時、運転手が100元札を受け取った後、手元で偽札にすり替えた上で、「これは偽札なので他の札を。」などと言って正規の札と引き替えに偽札を渡す。

3-8-7 ニセ札被害にあわないために

夜間のタクシー等で100元札を出さないよう、小額紙幣(50元・10元・5元・1元)を持ち歩くことを心がけた方がいいでしょう。100元札はデパート・コンビニなど信用できる店で使いましょう。

もし、ニセ札だと思われるお札をつかまされたら、中国の銀行でニセ札の真贋を判断してもらうことは可能です。ただ、ニセ札だと判断された場合は、真券と交換してもらえるわけではなく、没収されます。

3-8-8 盗難被害

飲食店の椅子にバッグなどを置きっぱなしにする、ホテルの部屋に貴重品を置きっぱなしにするのはやめましょう。ホテルの従業員を信用しないわけではありませんが、デジカメや電気ひげそりなどをテーブルや洗面室に出しっぱなしにして外出するのもやめた方がいいです。無くなってからホテルにクレームをつけても、おそらく発見されませんし、戻ってきません。

また、中国では16歳以上の外国人は、パスポートを常時携帯することが、法令で義務付けられています。パスポートは携帯して外出しましょう。

3-8-9 交通事故

中国の車は左ハンドル、右側通行。日本と少し勝手が違いますし、交通ルールも違います。直進の信号は赤でも、右折可という交差点も多いですし、歩行者より自動車優先の空気です。現地の人は、横断歩道や信号が無い道路でも車の往来をスイスイとすり抜けて渡って行きますが、慣れない場合は車の往来を見ながら、焦らずゆっくり歩いて渡りましょう!

3-8-10 もし犯罪被害・事故にあったら

  • 海外旅行保険に加入している場合は、すぐに保険会社に連絡する。
  • すぐに現地の警察に行って盗難届・被害届・を出し、受理してもらう。
  • 在中国日本国大使館に連絡する。
  • クレジットカードを盗まれた場合は、クレジットカード会社にも連絡する。

在中国日本国大使館ホームページ: http://www.cn.emb-japan.go.jp/index_j.htm
在中国各公館の連絡先: http://www.cn.emb-japan.go.jp/aboutus_j.htm#kankatsu

3-9 KTV、日式スナックの注意

3-9-1 信用できるかわからない店には行かない

中国出張と言えばKTV!何の略かわからない方は、わざわざ行く必要はありません。しかし、興味があるという方に忠告しておきます。現地の駐在者など、信用のおける人に連れて行ってもらってください。金銭トラブル、食中毒など危険がいっぱいです。間違っても、出張者だけで初めて行く店に挑戦する、などということはやめましょう。

また、出張者や駐在者が騙されたというのもよくある話です。スナックの中国人女性と仲良くなり、「故郷に仕送りしなければならないのでお金が欲しい」と言われ、多額のお金を渡してしまった。などというものです。

3-9-2 売春は中国でも違法です!

相変わらず出張者や赴任者が中国で、女性が接待する店に行って飲食した上に「お持ち帰り」したという話はなくなりません。実際、KTVが売春斡旋所のようになっている場合があり、簡単に売春に手をつけることが出来てしまいます。

中国においては、売買春(性的サービスを伴うマッサージ等を含む。)は違法であり、「治安管理処罰法」の適用を受けます。同法によると、10日以上15日以下の拘留に加え、5,000元(約97,000円 ※1元=19.5円換算)以下の罰金に処せられる可能性があるほか、場合によっては国外退去となり、その後一定の期間入国禁止となる場合もあります。自分だけでなく、家族や会社に迷惑をかけることは明らかです。

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